Google ChromeのDevToolsをサーバサイドのデバッグにも役立てよう
DevToolsはHTML5/JavaScript/CSSの開発に役立つツールですが、今回はさらに拡張してサーバサイドの開発でも役立ててしまおうという機能拡張を紹介します。
PHP
PHP Console – Chrome ウェブストア
サーバ側で発生したメッセージ、エラーなどをDevTools上で確認できるようになります。画面上に var_dumpなどを出力しないで済むのが良さそうです。
Clockwork – Chrome ウェブストア
インストールするとClockworkというタブが追加されます。Laravel、SlimそしてCodeIgniter 2.1に対応しています。サーバサイドでもライブラリをインストールする必要があります。
Xdebug helper – Chrome ウェブストア
PHPのXdebugと組み合わせて使います。通常、Xdebug向けにパラメータを追加したり、Cookieの設定を行いますが、Xdebug helperを使うことで自動的に行ってくれるようになります。
Symfony2 Profiler shortcut – Chrome ウェブストア
Symfony2のプロファイリングに特化した機能拡張です。Xdebugと組み合わせて使うようです。
FirePHP4Chrome – Chrome ウェブストア
FirePHPのデバッグメッセージをGoogle ChromeのDevTools上で見られるようになります。
Ruby
RailsPanel – Chrome ウェブストア
Rails向けの機能拡張です。Railsというタブが追加され、その中でアクションやActiveRecord、パラメータなど細かい部分まで踏み込んでチェックできます。
Python
Django Debug Panel – Chrome ウェブストア
Djangoアプリケーション用のタブが追加されます。特にHTMLを返さないAjaxリクエストの解析などに向いているそうです。
主な言語はPHPとなるようです。他の言語については独自のアプリケーションサーバの仕組みがあるからかも知れません。とは言え、サーバサイドのエラーやデバッグメッセージがDevTools上で見られるようになれば、開発もより効率的になることでしょう。
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