Webベースのファイルマネージャライブラリまとめ
Webアプリケーションにおいて、ファイルを操作したいというニーズが発生するのは少なくありません。ローカルで扱うようにWebサーバ上にあるファイルを扱えると便利です。
今回はそんな時に使えるライブラリを紹介します。ユーザ体験を向上させるのに使えるでしょう。
File Manager
ファイル検索機能、ファイルの新規作成/コピー/移動/削除、GitやSubversionなどのコマンドを実行できます。依存性がなく、単体で動作します。ユーザ管理機能を備えていますので、ユーザ毎のフォルダを作成することもできます。
File Manager
jQuery File Browser demo
jQueryプラグインとして作られています。フォルダやファイルによってアイコンが違うようになっています。ファイルが実際に存在しなくとも、Web上で仮想的にフォルダ/ファイル表示を行うのに使えます。
Cloud Commander

Webベースとしては珍しい二画面ファイラーとなっています。キーボードショートカットも多数用意されていますので、プログラマなどがファイルを素早く操作するのに向いています。
tshannon / freehold — Bitbucket
ファイルサーバをWeb化するソフトウェアです。ファイル管理だけでなく、マインドマップ機能もあります。また、Dropbox風のクライアントソフトウェアがあり、それを使うことでファイルの同期も可能です。
tshannon / freehold — Bitbucket
AJAX File Browser Demo
Ajaxによるファイルブラウザです。UIはエクスプローラーライクになっています。ダブルクリックすると関連するアプリケーションで開きます。コンテクストメニューも実装されており、本格的なファイル管理が可能です。
ebidel/filer.js: A wrapper library for the HTML5 Filesystem API what reuses UNIX commands (cp, mv, ls) for its API.
アイコンとリスト表示がサポートされています。画像やHTMLであればプレビュー機能が実装されています。HTML5のFile APIを体験できるソフトウェアになっています。
フォルダやファイル操作を実装するのは大変ですが、ライブラリを使うことでUIを簡単に実現できます。後はAjaxなどでデータをサーバに送り、実際にそのようにファイルを動かせば良いでしょう。もちろんデータベースを仮想的にファイルシステム風に見せるのも良さそうです。
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