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JavaScriptのapplyをどこで使うのか

by : 2018/05/31

JavaScriptの関数によっては引数を幾つでも設定できるものがあります。例えばMath.maxです。この関数は引数で与えた数字の内、最大のものを返してくれる関数です。


Math.max(1, 3, 5, 11, 7, 9) > 11

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しかし引数を動的に変更したい場合はどうしたらいいでしょうか。そこで使えるのがapplyになります。applyは引数を配列で与えられるようになります。


ary = [1, 3, 5, 11, 7, 9];
Math.max.apply(null, ary) > 11

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最初の引数 null はthisとして何を与えるかになります。nullを与えた場合、thisはwindowオブジェクトになるようです。

自作関数で使う

自作関数の場合、多くは最後の引数をまとめたいと思うかも知れません。


function test(a, b, c,args) {
console.log(a, b, c);
console.log(args);
}

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このようにしておくと、最初の3つの引数(a/b/c)には値が入り、残りの引数はargsにまとまります。


test.apply(null, [1, 2, 3, 4, 5]);
> 1,2,3
> [4, 5]

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引数を配列で準備しておくと、変数の定義が減るので扱いが楽になりそうです。元々配列で受け取れるようにしたり、オブジェクトで受け取ることで解決できそうですが、拡張していく中で徐々に引数が追加されてしまった場合(良くはないですが)はapplyを使えば解決できるでしょう。

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