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ご注意ください。古いIEがサポート停止しています

by : 2016/01/20

Microsoft社からアナウンスされていますが、各Windows OSについて最新のIEのみサポートされるようにポリシーが変更になっています。変更は2016年01月13日からなので、すでに適用されています。

これによって起こる変化としては、HTML5への移行がぐんと進むということでしょう。現在、Windows OS本体についてはVista以降がサポート対象となっています。Vistaは企業内においてはあまり多くないと思われますが、2017年までは延長サポートされます。また、Windows Serverも使われていますが、デスクトップ用途で使われているケースはあまり多くないかと思います。そのため、Webサイトとしては主に以下のOSが対象になってくるでしょう。

  • Windows Vista
  • Windows 7
  • Windows 8.1
  • Windows 10

ここでWindows 8がないのですが、Windows 8は8.1への以降を前提としており、1月12日でサービスパックの提供は終了しています。サポートを受けるためにはWindows 8.1に移行する必要があります。

Windows 7については2020年1月14日までの延長サポート期間があります。

問題はこれらのOSにおける最新のIEは何かと言うことです。

  • Windows Vista(IE 9)
  • Windows 7(IE 11)
  • Windows 8.1(IE 11)
  • Windows 10(IE 11/Microsoft Edge)

Windows VistaにおいてはIE 9までが最新となりますが、それ以外のOSについてはIE 11をサポートしておけば良いということになります。もちろん企業システムにおいてはMicrosoft社のルールがそのまま適用できない場合もありますが、サポートが切れたOSやブラウザを使い続けることは一定のリスクになります。既存案件はともかく、新規開発についてはなるべくサポート対象のブラウザのみをターゲットにするようにしましょう。

IE11を積極的に取り入れられる案件であれば、HTML5を導入するのに前向きになれるでしょう。SVGやCanvas、各種API、新しいタグなどHTML5を駆使した高い表現力と柔軟な操作性をもったWebアプリケーションが開発できるはずです。

From → HTML5

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