マルチプラットフォームに対応したプログラミングエディタまとめ
今回はJavaScriptなどWebフロントエンド開発向きのプログラミングエディタを紹介します。今回はマルチプラットフォーム限定になります。マルチプラットフォームに対応していればWindows/Mac OSX/Linuxなど多くの環境で共通の開発環境として利用できるでしょう。
Atom
GitHub社が開発しているプログラミングエディタです。Electron(旧atom-shell)を使って開発されています。HTML5/JavaScriptを使って作られています。多くのテーマ、機能拡張がコミュニティベースで作られています。
Sublime Text: The text editor you’ll fall in love with
有償のエディタです(70ドル)。プラグインが数多く作られています。複数の箇所を選択して、一括修正する機能があります。キーバインドはもちろん、メニューやスニペット、マクロなどカスタマイズできる範囲がとても広いです。
GNU Emacs – GNU Project – Free Software Foundation (FSF)
昔からあるエディタです。一般的なプログラミングエディタに比べると起動が重たいので、一度立ち上げると滅多に落としません。Common Lispを使って拡張を作ることができます。CUI/GUI、両方で動作します。
welcome home : vim online
Emacsと並んで昔からあるプログラミングエディタです。プラグイン、テーマともに数多く提供されています。viは多くのLinuxディストリビューションにおいてデフォルトでインストールされているので、Vim/viのキーバインドに慣れているとサーバでのエディタ操作が便利になります。
Visual Studio Code – Code Editing. Redefined
Microsoft社が開発しているプログラミングエディタです。Atomをベースにしています。プラグインの仕組みは異なるので、Atomほどの数は揃っていません。しかしデフォルトでGit連携機能やデバッグ機能が組み込まれています。
Light Table
元々Kickstarterで出資を仰いで開発されたエディタです。エディタとその結果のプレビューが並んでおり、さらにプレビューでの変数の値をエディタ側で確認することができます。プラグインも数多く開発されています。
Brackets – A modern, open source code editor that understands web design.
Adobe社が開発しているプログラミングエディタです。主にHTML5アプリケーションの開発に向いています。PSDファイルのレイヤー情報を読み取るなど、Adobe社製品との親和性が高くなっています。
Komodo Edit | Komodo IDE
同社の開発するKomodo IDE(有償)のエディタ機能を取り出したエディタです。こちらはオープンソースです。エディタ機能はもちろん、Markdownプレビューやフォルダのプロジェクト管理機能があります。
個人的にはEmacsを使い続けていて、最近Atomに乗り換えました。エディタも進化しているので、モダンな開発プロジェクトにおいては最新のエディタの方が対応が早いことが多いようです。
各プラットフォーム限定のエディタも多いですが、複数プラットフォームを使うことが多い方はぜひマルチプラットフォーム対応のものを選んでください。
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