Bootstrap4対応のサービス、ライブラリまとめ
思いついたWebサイトのアイデアを簡単に、かつすぐに実用的な形にする際に非常に便利なのがCSSフレームワークです。その中でもっとも主流と言えるのがBootstrapですが、2015年の12月にBootstrap v4が正式リリースされました。バージョンアップに伴い、bootstrap4で対応しているサービスも続々リリースされています。そこで今回は、bootstrap4に対応したサービス、ライブラリーそしてテーマを中心に9つほどご紹介したいと思います。
ライブラリ
reactstrap
reactstrapは簡単にReactでBootstrap 4を簡単に使うことのできるコンポーネントです。
nmp経由でのインストールは、以下のコードで出来ます。
npm install --save reactstrap react-addons-transition-group react react-dom
たとえば、以下のような記載で簡単におしゃれなbootstrapのボタンを設置することができます。
import React from 'react';
import { Button } from 'reactstrap';
export default (props) => {
return (
<Button color="danger">Danger!</Button>
);
};
Bootstrap 4 ruby gem
Bootstrap 4 ruby gem はRuby on Rails あるいはCompassでBootstrap 4 を使うことができるツールです。
Ruby on Railsの場合
Ruby on Railsで使いたい場合は、Gemfileに以下を記載します。
gem 'bootstrap', '~> 4.0.0.alpha3'
注意として、sprockets-railsのバージョンは最低v2.3.2になります。また、bootstrapのスタイルをImportするためにapplication.scssをapp/assets/stylesheets/に設置してください。利用は以下のコードでできます。
@import "bootstrap";
Compassの場合
Rails抜きで使用したい場合もRubygemsでインストールするところまでは同じです。
既存のプロジェクトがある場合はconfig.rbにて読み込みます。
require 'bootstrap'
そしてBootstrapを以下のようにインストールします
bundle exec compass install bootstrap
プロジェクトがない場合は、以下のようにbootstrap supportとともに作成できます。
$ bundle exec compass create my-new-project -r bootstrap --using bootstrap
もしくは、Gemfileを使うこともできます。
$ compass create my-new-project -r bootstrap --using bootstrap
なお、使い方は動画でも確認できます。
テーマ・テンプレート
Material Design for Bootstrap
昨今のデザインのトレンドでありGoogleが提唱しているのマテリアルデザインをbootstrapのCSSとJavaScriptを用いて簡単に実現できるテンプレートがMaterial Design for Bootstrapです。
導入についてはIntroduction · Bootstrap Material Designが詳しいです。
Land.io
Bootstrap 4のテンプレートとUIキットを用いてレスポンシブなランディングページを作りたいならば導入しておきたいのがLand.ioです。スライダーを導入した画面やUIキットを用いて、動画を導入した画面などが簡単に作成できます。
Engage
Bootstrap 4とHTML5を用いたフルでレスポンシブに対応した無料のテンプレートがEngageになります。カスタマイズも容易に行えるので、ビジネスでの活用もおすすめです。
Bootstrap Four
ブログを立ち上げる際によく使われるのがWordPressですが、Bootstrap 4を用いているテーマがBootstrap Fourになります。
Bootstrap 4 Dashboard
Bootstrap 4で新たに加わった特徴(5グリッド、cards、 emでの大きさ調整、flexbox, Normalize.css、大きめのフォントサイズ)の全てに対応したテンプレートが Bootstrap 4 Dashboardです。
Modular Admin
無料のBootstrap 4を使ったダッシュボードのテーマが、Modular Adminになります。
その他
DataTables
jQueryを用いて、htmlのテーブルをよりインタラクティブにできるプラグインがDataTablesです。こちらは元々Bootstrap3にも対応していましたが、Bootstrap4でも問題なく使えるようになってます。
PurityM
中小規模のWebサイト作成用アプリケーションであるMobiriseウェブサイトビルダーのテーマの中にはBoostrap4対応のテーマ、PurityMがあります。PurityMを使えばBootstrap4を用いたページをHTMLの知識なしに10分程度で作成できます。
また、ソーシャルのシェアボタンやグーグルマップやグーグルフォント、パララックス、全面動画背景なども容易に使えます。
まとめ
今回は Bootstrap4に対応したライブラリ、サービスを紹介しました。Boostrapを用いることで、独自に一から作る場合に比べてモバイル対応や、こったカード型レイアウトなどを簡単に実現できます。
紹介したサービスを用いて皆さんの作業工数が削減してください。
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