さくっとフロントエンド開発をはじめよう。ワンライナーHTTPサーバまとめ
Webフロントエンド開発を行っていると、手元の環境でさくっとHTTPサーバを立ち上げたいと思うことがあるかと思います。専用のソフトウェアを使うのも良いですが、ダウンロードするのさえ億劫です。
そこで各種言語、ワンライナーで実行できるHTTPサーバをまとめて紹介します。今回はライブラリなどを用意せずに実行できるものに限っています。
Ruby
まずはRubyから。2つ方法があります。
ruby -rwebrick -e'WEBrick::HTTPServer.new(:Port => 8000, :DocumentRoot => Dir.pwd).start'
# または
ruby -run -ehttpd . -p8000
個人的には上の方法が好みで、aliasでwebsコマンドとして登録しています。でも下の方がシンプルで分かりやすいですね。
Python
Python 2系の場合、
python -m SimpleHTTPServer 8000
が有名ですが、3系の場合
python -m http.server 8000
と実行するようになっています。
PHP
PHPは5.4以上からビルトインWebサーバが入っています。
php -S 127.0.0.1:8000
IIS Express
恐らくVisual Studioなどをインストールすると追加でインストールされるIIS Expressですが、コマンドプロンプトから利用ができます。
C:\> "C:\Program Files (x86)\IIS Express\iisexpress.exe" /path:C:\MyWeb /port:8000
pathはWebのルート、portがポート番号です。その場で使うだけであれば便利ですね。
その他の言語
node.js、Perlについてはライブラリをインストールすれば使えますが、デフォルトのままでは方法がなさそうでした。
個人的によく使うのはRuby/Pythonのワンライナーですが、PHPも-Sオプションだけなので手軽に使えそうです。いずれもデフォルトでは入っていないWindowsであればIIS Expressを使った方法をコマンドプロンプトファイルにしておくと便利そうです。
皆さんの開発環境でも使ってみてください。
コメントは受け付けていません。