ユーザにHTMLコンテンツを作成してもらう時に使えるWYSIWYGライブラリまとめ
業務システム内でもCMSがあったり、文章を書くと言ったことはあります。そういった時にテキストエリアを使っているのでは表現力に乏しく、ユーザからの不満が出てくるでしょう。そこで検討したいのがWYSIWYGエディタです。
かつてはテキストエリアの上部にツールバーが表示されるものが多かったですが、今では多彩な見せ方が出てきているようです。
trumbowyg : a lightweight WYSIWYG editor

テキストエリアにぴったりくっつく形でツールバーが表示されます。文字装飾やリンクはもちろん、文字の配置を指定できます。
Trumbowyg : a lightweight WYSIWYG editor
neilj/Squire

シンプルなエディタで、文字装飾と配置、リスト表示がサポートされています。
bootstrap-wysihtml5

Bootstrap用のシンプルなエディタです。文字装飾やリスト、画像埋め込み(URL指定)がサポートされています。
Mercury Editor: The Rails HTML5 WYSIWYG Editor

編集モードになると画面上部にツールバーが表示されます。編集できる場所は指定が可能で、並び替えもサポートされています。
Mercury Editor: The Rails HTML5 WYSIWYG Editor
Aloha Editor for Enterprise | Buy an Aloha Editor commercial license.

編集モードになると上からツールバーが下りてきて編集できるようになります。この手のソフトウェアとしては珍しく商用ライセンスで提供されています。
Aloha Editor for Enterprise | Buy an Aloha Editor commercial license.
Summernote – Super Simple WYSIWYG editor on Bootstrap

テーブルの埋め込み、画像アップロード、各種動画サイトに対応したURL貼付けなど多機能なエディタです。Bootstrapに最適化されており、HTMLのクラスもそれに合わせて出力されます。
Summernote – Super Simple WYSIWYG editor on Bootstrap
Sir Trevor JS | Made by Many

ツールバーではなく、ツールチップによる文字装飾をサポートしています。機能は多くありませんが、より手軽に使えます。
Redactor WYSIWYG html editor

画像アップロード機能がついており、動画も埋め込みコードを使って表示させられます。テーブルを埋め込むこともできます。
MooEditable

MooToolsと組み合わせて使うようになっています。画像アップロード機能はありませんが、アラートではないURL指定になっているので若干ユーザビリティが高いと思います。
そのほかにも、比較的昔からあるものとしては
などがあります。
最近の傾向としてはあまり多機能ではなく、最低限の機能を軽量に提供するものが増えているようです。大型なものはカスタマイズも難しいので、業務に必要なものだけを手軽に実装できる方が最適化した修正もしやすいかと思います。
業務システムのユーザビリティを高めるためにもこうしたライブラリを積極的に取り入れていきたいですね。
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