Webサイト全体のスクリーンショットが撮れるWeb APIまとめ
外部のWebサイトのスクリーンショットが必要になるケースはよくありますが、その中でもWebサイト全体が撮れるものを紹介します。サムネイルであったり、サイズ指定ができるものは多いですが、高さが不定であるWebサイトをきちんと撮れるものはそう多くないようです。
screenshotlayer API
独自のCSSを追加したり、viewportの設定、撮影したスクリーンショットをFTPやAmaozon S3へアップロードすることも自由に指定できます。画像フォーマットはPNG、JPEGそしてGIFとなっています。
screenshotlayer API | Free, Powerful Screenshot API
ApiLeap
Google Chromeを使っているという点がユニークなポイントとして挙げています。Chromeであれば、新しい技術にも追従できるのは利点でしょう。Viewportの指定や撮影を遅延させるといったこともできます。なお、日本語は文字化けするようです。
Website screenshot and thumbnails API | ApiLeap
Restpack
Retinaにも対応し、独自CSSルールの指定もできます。viewportの指定も可能です。SVGやES6にも対応していますので、Chromeなどのブラウザがレンダリングエンジンに使われているようです。日本語にも対応しています。
Screenshot API
フルサイズ、サムネイルの画像が取得でき、結果はJSON/XMLで返ってきます。なお、有効期限が設定されていますので、期限が切れると画像がなくなるようです。
Snapito
フルサイズの場合は縦のサイズを0と指定すれば良いようです。キャッシュの有効期限はWeb APIを通して指定できます。基本的には画像が返ってきますが、JSONやXMLによるレスポンス取得も可能です。
Free Online Website Screenshot Tool – Snapito by ShrinkTheWeb
Web-capture
日本語にも対応しています。JPEG、PNGといった画像の他、PDFやTIFF、SVGなど様々なフォーマットで取得できます。ブックマークレットはありますが、Web APIでの提供ではないようです。
Web-capture – Online full length web site screenshots for free
Urlbox.io
レスポンシブWebデザインに対応しています。さらにFlashやWebFontにも対応していますので、幅広いWebサイトでスクリーンショットが保存できます。日本語も利用可能です。
Best Automated Screenshot API | Urlbox.io
URL2PNG
日本語も使えます。viewport指定も可能で、ユーザエージェントやデフォルトの言語もカスタマイズできます。さらに撮影タイミングを指定することや、カスタムCSSも指定可能です。
URL2PNG – Screenshots as a Service
Screen.rip
他のプログラミング(テストなど)と組み合わせるのを前提としたスクリーンショットAPIを提供しています。DOMを指定して一部分だけ画像取得することもできます。ヘッダーの変更やCookieの指定、JavaScriptの実行など、細かくカスタマイズしたスクリーンショット取得が可能です。
スクリーンショットの利用目的は様々です。Pitaliumのようにビジュアルテストで使ったり、ヘルプドキュメントに利用することもあるでしょう。テストでの利用においては縦長ですべてのコンテンツが撮れなければならないので、今回紹介したようなライブラリが役立つはずです。
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